こんなときに
補助金・助成金を使って、ITツールを入れたい
補助金が使えるなら、この機会に入れたい。ただ、入れたあとに困る選び方はしたくない。
よくある状況
「今年は補助金が使えるらしいから、この機会に何か入れたい」。このご相談はとても多いです。費用の一部が戻ってくるなら、ためらっていた導入に踏み出すきっかけになります。
ただ、補助金から話を始めると、順番が逆になりやすいのです。
補助金ありきで起きやすいこと
- 補助の対象になるツールの中から選ぶことになり、本当に必要なものと少しずれる
- 申請の締め切りに合わせて急いで決め、現場の意見を聞く時間がない
- 入れたあと使われず、報告のためだけに入力が続く
- 補助の期間が終わると、利用料はすべて自社の負担になる
どれも、補助金が悪いのではありません。「何のために入れるのか」より先に「いつまでに申請するか」が決まってしまうと、こうなりやすいということです。
申請の前に決めておきたいこと
- 何のために入れるのか(どの業務の、何を変えたいのか)
- 補助が出なくても入れるか(出ないなら入れない、であれば急がなくていい)
- 補助の期間が終わったあとの費用を、払い続けられるか
- 誰が中心になって使いこなすか
この4つが決まっていれば、補助金は「背中を押してくれるもの」になります。決まっていないまま申請すると、採択されたこと自体がゴールになってしまいます。
知っておきたい、制度の決まりごと
制度ごとに違いますが、よくある決まりごとがあります。
- 交付が決まる前に契約・発注・支払いをしたものは、対象にならないことが多い
- 国のIT導入補助金は、登録された支援事業者と一緒に申請し、登録されたツールだけが対象になる
- 採択されたあとも、実績や効果の報告が求められる
- 制度の名前や要件は、年度ごとに変わる
最新の条件は、必ず各制度の公募要領でご確認ください。ここに書いたのはあくまで目安で、使うかどうかの最終的なご判断は御社にお任せします。
私がお手伝いすること
- 補助金を使うかどうかも含めた、導入計画の整理
- 業務に合うツールの選定(補助の対象かどうかは、その次に確認します)
- 申請書に書く「導入で何が変わるのか」の中身づくり
- 支援事業者やベンダーとのやりとりの整理
- 採択後の導入と定着、報告に必要な数字の準備
東京都・埼玉県の企業を中心にご支援しています。
近い実績
IT導入補助金では、前職で13社の申請を支援し、10社が採択されました(2017年)。
このページを書いているのは 中山幸子(スマートプラス株式会社)です。
この場面について書いた記事
- ツールを選ぶ前に決めておくこと
「どのCRMがいいですか」に答える前に整理すべき三つの問いと、その整理をベンダーに任せてはいけない理由。「こうですよね」に流されず、自社のスタンスを持って選定に臨むための考え方をまとめました。
ほかの場面
- 顧客管理ツールを選びたい
顧客情報がExcelや名刺、担当者の頭の中に散らばっている。そろそろツールを入れたい。
- 会員管理システムを刷新することになった
会費の管理、研修の申込、名簿、委員会。ひとつのシステムに載っている業務が多すぎて、どこから手をつけるか決まらない。
- 基幹システムを入れ替えることになった
サポート終了が決まった。動いてはいるが限界が見えている。ただ、何から始めればいいか分からない。
- 効率化が前に進まない
効率化を掲げて、手順もツールも整えた。それなのに、現場がなぜか動かない。
- 外部の専門家の必要性を社長に説明したい
現場は限界だと分かっている。でも社長は「今の業者に任せておけば大丈夫」。何をどう説明すれば伝わるのかが分からない。
- Zoho CRMを使いこなせていない
入れたときの設定のまま、だんだん誰も触らなくなっている。そのZoho CRMを、もう一度使える状態に戻したい。
- 顧客データの重複を片づけたい
同じ取引先が、2件、3件と登録されている。システムの入れ替えや連携の前に、ここで手が止まっている。
- RFPを作りたい
RFPを作る必要が出てきた。ひな形は拾えるが、自社の中身をどう埋めればいいか分からない。
- ベンダーの提案が比較できない
提案書が3社分そろった。金額も構成もバラバラで、どれが自社に合うのか判断できない。
- 営業が属人化していて見えない
誰がどの案件をどこまで進めているのか、月末にならないと分からない。担当者が辞めると、顧客ごといなくなる。
- 1社依存から抜け出したい
切られたら会社が終わる、という自覚はある。でも新規開拓なんてやったことがない。何から手をつけていいか分からない。
- サイトを更新したいが中身が決まらない
サイトが古いので作り直したい。ただ、制作会社に頼もうにも、何を載せたいのかが自分たちでも決まっていない。
- リードが商談につながらない
名刺もリストも溜まっている。メールも送っている。それなのに、そこから商談が生まれてこない。
- メール配信の成果が見えない
メールマガジンを配信しているが、仕事につながっている実感がない。続けるべきかどうかも判断できない。
- 顧客データが分散している
同じ会社がCRMに何件も登録されている。名刺管理と請求システムにも同じ顧客がいて、どれが正しいのか誰も分からない。
- 業者が多すぎて全体が分からない
サーバー、基幹システム、ネットワーク、会計、複合機。気づけば6社も7社も関わっていて、役割も契約も誰も全体を把握していない。
- CRMツールを比べたい
比較表を見るほど、決め手がなくなっていく。比べる軸を、自社の側で先に決めたい。
申請の締め切りより前に、一度ご相談ください
使いたい制度が決まっていなくてもかまいません。何を入れるのか、補助金を使うかどうかから一緒に整理します。初回のご相談に費用はいただいていません。