こんなときに
Webサイトを更新したいが、何を載せればいいか分からない
サイトが古いので作り直したい。ただ、制作会社に頼もうにも、何を載せたいのかが自分たちでも決まっていない。
よくある状況
サイトが何年も前のまま。情報が古く、スマホで見づらい。「そろそろ作り直そう」となって、制作会社を探し始める。
ところが、見積もりを取る段階で手が止まります。制作会社から「どんな内容を載せますか」「誰に向けたサイトですか」と聞かれて、答えられないのです。
社内で相談しても、「会社案内を載せて、製品を並べて、問い合わせフォームをつけて」以上の話になりません。
サイトの問題ではないことが、とても多いです
サイト更新のご相談を受けて話をうかがっていくと、かなりの割合で、本当の課題が別の場所にあることが分かります。
自社が売っているものの本質が、言葉になっていないのです。
製品の名前や仕様は言えます。ただ、「お客さんは何に困って、うちに来るのか」「他社ではなく、うちが選ばれるのはなぜか」と聞かれると、答えが揃わない。社長と営業と現場で、言うことが違ったりします。
ここが決まっていない状態で制作会社に発注すると、どうなるか。きれいで、何も伝わらないサイトができあがります。デザインは新しくなったのに問い合わせは増えない。数年後、また「作り直そう」が始まります。
もうひとつの盲点:自社を顧客の目で見られていない
載せたい情報と、訪問者が知りたい情報は違います。
会社の沿革、組織図、社長挨拶。載せたくなるものは、たいてい自社の視点です。一方、訪問者が知りたいのは「自分の困りごとを解決してくれるのか」「頼むと何が起きるのか」「いくらかかるのか」です。
この視点の切り替えは、社内だけでやるのが難しい。自社のことは、近すぎて見えないからです。
私の支援のしかた
正解を持ってきて「こう書きましょう」とやることは、しません。
対話の中で質問を重ねていきます。「その製品、お客さんは最後に何と言って買っていきますか」「断られるとき、何と言われますか」「一番うれしかった納品は、どんな案件でしたか」。
答えていくうちに、事業者の側から「あれ、うちの強みって、こっちなのかもしれない」という言葉が出てきます。ご自身で気づいたことは、外から言われたことと違って、その後もぶれません。サイトの文章を書く段階になっても、営業の場面でも、同じ言葉で話せるようになります。
そこまで整理できてから、サイトの構成に落とします。誰に向けたページか、何を最初に見せるか、問い合わせまでの導線をどう作るか。この順番なら、制作会社への発注も明確になりますし、私が制作の実務までご一緒することもできます。
進め方の目安
| 段階 | 内容 |
|---|---|
| 1. 対話による棚卸し | 事業の経緯、顧客、選ばれる理由を掘り下げる(2〜4回) |
| 2. 言語化 | 提供価値・ターゲット・狙わない客層を文章にする |
| 3. サイト設計 | ページ構成、掲載内容、導線の設計 |
| 4. 制作 | 制作会社への発注支援、または制作の伴走 |
1と2に時間をかけます。ここができれば、3と4は速く進みます。
ホームページは「サグラダ・ファミリア」だと思っています
完成したサイトは、完成ではありません。事業が動けば伝えたいことは変わりますし、お客様の反応を見て直したくなる場所も出てきます。ホームページは建てて終わりの建物ではなく、ずっと工事が続くサグラダ・ファミリアのようなものです。
だからこそ、大事にしているのが「一つ目の完成」です。何を伝えたいのか、誰に選ばれたいのか。ブランディングを含めて、最初の形をしっかり作るところまでを、ご一緒します。
そして、その先の手直しは、事業者さんご自身の手で続けていけるのが理想です。文章の直し方、更新の仕組み、AIの活かし方。「私がいないと直せないサイト」ではなく、ご自身で育てていけるサイトを残すこと。そこまで含めて、私の支援だと考えています。
近い実績
創業70年の紙加工会社で、ブランディングとサイトの見直しを支援しました。「紙加工ができる会社」ではなく「他社が断る特注品に応える会社」という本質を対話の中で言語化し、2つあったサイトの役割整理と、問い合わせ導線の設計までを担当しています。
東京の傘メーカーでは、「雨具を売る」から「工芸品として選ばれる傘」への転換を、商品メッセージの整備から支援しました。
このページを書いているのは 中山幸子(スマートプラス株式会社)です。
この場面について書いた記事
- 入口をどこに置くかで、サイトの作りは変わる——強みは1つではありません
強みがはっきりしているのに、新しいお客さまが増えない。理由は「何を言うか」ではなく「誰に向けて出すか」にあることが多いです。初めての人に効く強みと、わかっている人に効く強みは別物で、同じページには並びません。そして入口を手前に置くほど、その後を受け止める体制が要ります。サイトのリニューアルを、顧客管理とセットで考える話を書きました。
- 届いてほしい人は、3歩手前にいる——顧客視点が抜け落ちるとき
本当に来てほしい人に、サイトの言葉が届いていない。理由はたいてい、書いてあることが相手の3歩先にあるからです。相手に見えているのは目の前の悩みだけなのに、こちらはその先の深い話をしてしまう。レッスン教室と紙袋屋さんの実例から、潜在顧客の視点をどう取り戻すか、ターゲットごとに入り口を分ける考え方を書きました。
- ホームページの引っ越しを、AIと一晩でやった話
5年間手つかずだったサイト改修が、AIとの壁打ちで動き出し、引っ越しは寝ている間に終わっていた。「どうせAIが書いたんでしょ」ではなかった、実際にやって分かったAI活用の入口の話。
ほかの場面
- 営業が属人化していて見えない
誰がどの案件をどこまで進めているのか、月末にならないと分からない。担当者が辞めると、顧客ごといなくなる。
- 1社依存から抜け出したい
切られたら会社が終わる、という自覚はある。でも新規開拓なんてやったことがない。何から手をつけていいか分からない。
- リードが商談につながらない
名刺もリストも溜まっている。メールも送っている。それなのに、そこから商談が生まれてこない。
- メール配信の成果が見えない
メールマガジンを配信しているが、仕事につながっている実感がない。続けるべきかどうかも判断できない。
- 顧客データが分散している
同じ会社がCRMに何件も登録されている。名刺管理と請求システムにも同じ顧客がいて、どれが正しいのか誰も分からない。
- 顧客管理ツールを選びたい
顧客情報がExcelや名刺、担当者の頭の中に散らばっている。そろそろツールを入れたい。
- RFPを作りたい
RFPを作る必要が出てきた。ひな形は拾えるが、自社の中身をどう埋めればいいか分からない。
- ベンダーの提案が比較できない
提案書が3社分そろった。金額も構成もバラバラで、どれが自社に合うのか判断できない。
- 会員管理システムを刷新することになった
会費の管理、研修の申込、名簿、委員会。ひとつのシステムに載っている業務が多すぎて、どこから手をつけるか決まらない。
- 基幹システムを入れ替えることになった
サポート終了が決まった。動いてはいるが限界が見えている。ただ、何から始めればいいか分からない。
- 業者が多すぎて全体が分からない
サーバー、基幹システム、ネットワーク、会計、複合機。気づけば6社も7社も関わっていて、役割も契約も誰も全体を把握していない。
- 外部の専門家の必要性を社長に説明したい
現場は限界だと分かっている。でも社長は「今の業者に任せておけば大丈夫」。何をどう説明すれば伝わるのかが分からない。
まずは一度、話してみませんか
「何から手をつければいいか分からない」の段階でかまいません。現状をうかがって、優先順位を整理するところからご一緒します。初回のご相談に費用はいただいていません。